いつもブログをご覧いただきまことにありがとうございます。
本日で四月も終わりであっという間に本年も四分の一終わりました。
この四月は私にとって本当に様々な”初めて”を経験させていただきました。
まず、御朱印の郵送を開始致しました。
これが皆様方に大変好評を賜り、この場を借りてお礼申し上げます。まことにありがとうございます。
また、インターネット上でのお寺の情報を随時更新させていただきました。
『omairi』様、『ホトカミ』様を始めご協力ありがとうございます。
一番の試みは、インターネットを通じてのご祈祷でございます。
東京の方なのですが、今日のコロナウイルスの影響でお参り出来ずに困っていたところ、やらないよりかは…と挑戦した次第でございます。
・お参りされている方がいない状態でどのようにしたらいいのか
・画面越しに祈りは通じるのか
・その方々にはどのように写っているのか
いざやってみると大変むずかしいものでしたが、天台大師の遺された文に下記のものがございます。
『およそ誦経の時は即ち座下に皆天龍八部四衆あって囲繞聴法す』
法要が始まると、神様、龍神様等が我々の口から唱えるお経を頭を下げて聞いている
という意味でございます。
仏様、神様が我々人間に頭を下げている。
なんて恐れ多いのでしょうか。
しかし、我々が唱えるお経はかつてお釈迦様が説かれたもの。
その代弁者の我々に敬意を払ってくださっているのですね。
姿が見える、見えないは関係なくその場に気持がいると思い、法要に接すると通常の法要と何も変わらないことに気が付きました。
東京の方はご病気なのですが、ご本人様からお経のおかげで身体が少し良くなりました。
オンラインでも功徳をいただきました。
と仰っていただきました。
その後、FB上やLINEライブなどで朝のお勤め、コロナウイルスの消滅法要などをオンライン上で配信させていただいております。
この様に法要の形も少しずつ変わっていきます。
日蓮聖人が鎌倉の辻に立ちお説法をされたときよりも遥かに多くの方々と仏縁を繋ぐ機会がございます。
その仏縁が続くか否かは我々僧侶が信仰の大切さをいかに説くかなのかなとつくづく思います。
最後に四月も大変お世話になりました。
また、5月もよろしくお願い申し上げます。

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