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戒名のあれこれ

いま世界では新型のコロナウイルスが猛威を奮っております。

一日も早い落ちつていた社会への復帰を願わずにいられません。

 

私が三澤寺にきて早くも一年が過ぎ、伊那も厳しい寒さが少しずつ納まり春の訪れを感じ始めました。

ここ最近は檀家さんではなくホームページや口コミ、紹介など今迄であれば三澤寺とご縁がなかった方々が連日お越し頂いております。

一年前からは考えられないくらい忙しい日々を送っております。

 

相談者の方々は夫婦、家族関係、引っ越しなど沢山の悩みを抱えており、それを私みたいな未熟な小坊主であっても信じて相談なさってくださいます。

 

皆様、誰にも相談できない、外に漏れるのが嫌だと

 

そんな中で先日、戒名についてどういった意味なのか? と訪ねられた方がいらっしゃいます。

この方は檀家さんではないので

「菩提寺のご住職さんに尋ねてみてはいかがですか?」

といったところ

「菩提寺の住職はしらなくていいとお話してくれませんでした…」

とのこと。

私は三澤寺にきてから古い本を読んだり、勉強を重ねつつ、文字の吉凶、戒名のルールなどを勉強しながら、一人ひとりにあったお戒名を授けさせていただいております。

 

私はその方とお話して、私の推測でよければという条件で意味を一緒に考えました。

 

故人様がどのような方だったのか、あれこれ確認しながらなんとか形になり、相談者の方も納得してお帰りになられました。

 

私が尊敬する戒名学の第一人者は戒名は故人だけではなく、子孫にまで影響を与える。僧侶はその事を忘れてはいけないと遺しております。

 

新米住職だから…

まだ若いから…

とかを理由にせずに一つのお寺を預かる立場としてまだまだ沢山勉強しなくては、と思ったご縁でした。